滋賀県自動車青年会議所

SAJC事業方針

令和6年度 事業方針(自令和6年4月1日~至令和7年3月31日)

『 FIS ~楽しく!(Fun)変わる!(Innovation)共有する!(share) 』

昨年は新型コロナウィルスが5類に移行し、外出や接触等の規制が大幅に緩和されました。近隣の京都や奈良では多くの観光客が訪れ、飲食や観光産業が賑やかになって来ました。一方で世界情勢の不安定さはまだまだ続いており、原油をはじめとする物価の価格は大きく上昇しております。そのような環境の中で、私たち中小企業経営者・後継者が地域で求められる役割のレベルは格段に上がってきていると感じます。何よりもまずは物価高騰対策として会社の生産性を向上させ、社員の賃金を上げる事、年々厳しくなるコンプライアンスを厳守する事、雇用を継続していけるためのビジネスモデルを構築する事など、とにかく時間がいくらあっても足りないのが実情ではないでしょうか。

SAJCに目を向けてみると、会員数は40名以上在籍していた時期から考えると現在19名と、半数以下にまで減少しております。原因は様々にあると思いますが、私は今こそ「自動車整備業という同じ業界の青年経営者・後継者が同じ想いや価値観を持って活動する事」が必須だと考えます。なぜなら、上記の通り私たちに求められる事のレベルが高くなっている今、一人で課題や問題に立ち向かう事は非常に困難だからです。私たちにはそれぞれが築き上げてきた経験やノウハウがあります。SAJCは、それを会員間で意図的に共有し、直面する課題や問題を最短距離で解決していける様な組織でありたいと私は考えます。会員全員が楽しみながらSAJC活動をし、40年続くこの会を自分たちの色へと変えていきましょう。以上の事から、今年度は以下の3つの価値を大切にして組織運営を行います。

 

・Fun ~楽しむ~

楽しむ事が第一優先。楽しいからこそ活動が継続できる。楽しさを意識する事。

 

・Innovation ~変わる~

時代は刻一刻と変わっている。時代の変化で変わらなければいけない事と、変わってはいけない事を見極めながら、新たなSAJCとしての在り方を模索する。

 

・Share   ~共有する~

学んだ経験や情報を会員で徹底的に共有する。有用な情報をどんどん自社に落とし込む。

 

この1年間、理事長として大切な仲間たちに感謝をしながら、楽しく、新しい事に挑戦をし、学んだ事を共有する事で、全員が成長を遂げ、ひいては会社の成長にも寄与したく思っております。また、同じ志を持つ仲間も5名増員出来る事を目標とします。以上の目的・目標を達成するために以下の組織を編成致します。

 

・Fun委員会           … SAJCを心から楽しめる仕組みを創る委員会

・Innovation委員会(総務)  … 新たな形に改革をする事を模索しながら従来の総務機能を果たす委員会

・Share委員会        … 得た情報を会員間で共有出来る場を創る委員会

・40周年・近青協実行委員会 … 本番に備え、全会員一丸となって成功へと導くための委員会

 

最後になりましたが、今年度は近青協合同例会の当番幹事である事と、SAJC創立40周年という節目を迎えます。先輩諸兄姉の皆様には、日頃以上の更なるご指導・ご鞭撻と、会員の皆様のご協力を切にお願い申し上げ、新任の挨拶とさせていただきます。

 

令和6年4月

滋賀県自動車青年会議所

第40代理事長 川勝 健太