滋賀県自動車青年会議所

SAJC事業方針

令和5年度 事業方針(自令和5年4月1日~至令和6年3月31日)

『  百 花 繚 乱  』

新型コロナウイルスはその発生から丸3年が経った今もなお、変異を重ねながら流行と収束を繰り返しています。しかしながら国や自治体は次第にウイルスへの対応力をつけ、感染法上の分類が2類指定から5類指定へ引き下げられ、また行動制限やマスク着用基準の緩和なども検討されるなど、人々の流れは新型コロナウイルス蔓延以前の状態に戻りつつあります。一方、海外ではロシアによるウクライナ侵攻の余波が日本へも及び、自動車業界においては半導体が不足し一部の新車は納期が大幅に遅れる事態になっています。更には令和5年1月より運用が開始された電子車検証、令和6年10月から開始予定のOBD車検、そしてトヨタやホンダも本腰を入れ始めた電気自動車の躍進、自動運転車の普及など、業界は常に目まぐるしく変化し続けています。

このように変化し続ける時代や環境そして業界に柔軟に対応していくことが、この競争社会を生き残っていくために重要であるのは間違いありません。ダーウィンが進化論で唱えた「唯一、生き残るのは変化できる者である。」という言葉は生物だけではなく、企業にもそのまま当てはまります。自社が業界で生き残るためのヒントを得る場として、当会議所は最適であると言っても過言ではありません。同業・同年代で組織される当会議所のメンバー同士で力を合わせて活動することにより、互いの自己研鑽ひいては自社の発展に大いに役に立つと確信しています。

今年度の事業方針は「百花繚乱」といたしました。様々な花が咲き乱れることから転じて、各方面から優れた人物が多く輩出され、それとともに時代を画すようなすばらしい作品や業績が一時期にたくさん現れてにぎやかなことを表します。本年度は百花繚乱のごとくメンバー一人一人が今以上に美しい花を咲かせられるよう、「更なるコミュニケーション能力の向上」「更なる知識の習得」を目的とした事業を展開していきます。当会議所で得た知識や能力を自社に生かすことでこの競争社会を生き残り、さらには当会議所の活動を少しでも多くの方に知ってもらい、仲間を増やし、ひいては自動車業界の発展に繋げていこうではありませんか。

以上の基本理念をもとに、また次年度に近青協合同例会の当番幹事となること、更には当会議所が結成40周年の節目を迎えることから、本年度は下記の3員会を組織し活動いたします。

 

(総務広報委員会)

自由闊達かつ効率的な理事会と品格ある総会の運営及び、当会議所の活動を広く広報する事業の企画・運営。

 

(研修交流委員会)

個々の能力の向上及び会員間の交流を目的とした事業の企画・運営。

 

(近青協・40周年準備委員会)

本年度、滋賀が担当する近青協親睦会および当会結成40周年記念事業の企画・運営。

 

最後になりましたが、先輩諸兄姉の皆様の更なるご指導・ご鞭撻と、会員の皆様のご協力を切にお願い申し上げ、新任の挨拶とさせていただきます。

 

令和5年4月

滋賀県自動車青年会議所

第39代理事長 種村 英明