第3章 上手なクルマとの付き合い方
愛車の健康法
クルマは大事に乗っていても、長いつき合いのうちに、知らず知らず傷んでくる箇所が出てきます。愛着のあるクルマだから、いつまでも元気に走ってもらいたいもの。そのための秘訣を紹介しましょう。
エンジン・オイルは定期的に交換を
エンジン・オイルは走行することによって汚れたり、量が減ったりします。オイルの規格によっても異なりますが、目安として走行距離5干km~1万kmごと、あるいは走行距離が少ないときでも6ヵ月~1年ごとに交換するようにしましょう。
排気ガスでクルマの健康チェック
排気ガスはクルマにとって健康のバロメーターです。色がいつもより黒ずんでいら、整備事業場に相談して、原因をつきとめましょう。
エンジン音のチェックも立派な点検
走行前にエンジン音を聞いて、エンジンの調子を判断するのも大切な点検です。少しでも変だと感じたら早め早めに整備しましょう。
燃費のよしあしは好不調のバロメーター
ガソリンを入れるたびに、前回からの走行距離と、その時の交通状況を記録し、燃費の変化をチェック。「燃費が悪いなあ」と感じたら早速点検しましょう。
長期間放置は不調の原因
クルマは走るために作られたもの。長期間使用しないで放っておくと、かえってエンジン、その他の調子が悪くなり、クルマの性能はどんどん落ちてしまいます。クルマも人間同様に、適度な運動が必要です。
異音と振動も点検の大切な目安
走行中にキィーキィーする異音、ものが焼けるような異臭、異常な振動を感じたら、緊急事態発生の前ぶれです。すぐに整備事業場に相談しましょう。
ランプ類はこまめに点検
ヘッド・ランプやブレーキ・ランプ、ウインカ・ランプなどは、切れたことを知らずに走行している人が意外と多いもの。走行前に点灯チェックをきちんとしましょう。