第4章 ドライバー情報

ドライバーが地球のためにできること

私たちは日常生活で多量のエネルギーを使用しています。特にクルマからの排出ガスが、地球温暖化の大きな要因の-つとなっています。 国内で1年間に排出される二酸化炭素総量の約20%はこれらクルマから排出されており、しかも今後増える傾向にあります。

今や国民皆免許の時代になってきているといわれています。 私たち一人ひとりが、クルマが原因で引き起こされる環境間題の被害者であると同時に加害者であることを忘れてはなりません。 駐車時のアイドリングストップ、経済速度での走行などからなる「エコドライブ」をすることによって、排気ガスを減らすことができます。

私たち一人ひとりが「エコドライブ」の必要性を自覚し、日々の運転の際に「エコドライブ」に努めようではありませんか。

参考資料

世界の二酸化炭素排出量(国別)1996年度

世界の二酸化炭素排出量(国別)1996年度

日本は、世界第4位(4.9%)の排出国となっています。

日本の二酸化炭素排出量(部門別)1997年度

日本の二酸化炭素排出量(部門別)1997年度 運輸部門が約2割を占めています。

グラフはクリックすると拡大表示されます。

資料:地球環境保全に関する関係閣僚会議

エコドライブ10のおすすめ

  1. 無用なアイドリングをやめる(アイドリングストップ)。
  2. 経済速度で走る。
  3. 点検・整備をきちんとし、タイヤの空気圧を適正にする。
  4. 無駄な荷物を積まない。
  5. 無駄な空ぶかしをやめる。
  6. 急発進、急加速、急ブレーキをやめ、適切な車間距離をとる。
  7. マニュアル車は早めにシフトアップする。
  8. 渋滞などをまねくことから、違法駐車をしない。
  9. エアコンの使用を控えめにする。
  10. マイカーの利用者は、相乗りに努める。また、公共交通機関が利用可能な場合には、できる限り公共交通機関を利用する。