第1章 日常点検
エンジンルームをのぞいての点検
1.ウインド・ウォッシャ液の量のチェック
ウインド・ウォッシャ液の量が十分あるかを点検します。
ウォッシャ液がからの状態でウォッシャ・スイッチを入れると、モーターが破損することがあります。
2.ブレーキ液の量のチェック
ブレーキ・リザーバ・タンク内の液量が規定の範囲(MAXとMINの間)にあるかを点検します。
ブレーキ液の減り具合が著しいときは、ブレーキ系統の液漏れが考えられます。 整備事業場へ依頼して原因をつきとめましょう。
3.バッテリ液の量のチェック
バッテリの液量が規定の範囲(UPPERとLOWERの間)にあるかを車両を揺らすなどして点検します。
バッテリ液は腐食性が強いので、体、衣服、車体などに付着しないよう注意しましょう。
4.冷却水の量のチェック
ラジエータ・リザーバ・タンク内の冷却水の量が規定の範囲(FULLとLOWの間)にあるかを点検します。
冷却水の量が著しく減少しているときは、ラジエータ、ラジエータ・ホースなどからの水漏れのおそれがあります。
5.エンジン・オイルの量のチェック
Step 1
平らな場所でエンジンを止めた状態で、オイル・レベル・ゲージを抜き取ります。
Step 2
オイル・レベル・ゲージに付着しているオイルを拭き取ります。
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Step 3
オイル・レベル・ゲージをいっぱいに差し込みます。
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Step 4
もう一度抜いてオイルの量がオイル・レベル・ゲージの規定の範囲内(HとLの間)にあるかを確認します。
Step 5
オイル・レベル・ゲージを元に位置に差し込みます。
オートマチック・トランスミッションのオイル・レベル・ゲージと間違えないようにしましょう。 エンジン・オイル、オイル・フィルタは定期的に交換する必要があります。